中学生の体育祭スローガン。かっこいいものやユーモアのあるものを紹介
運動会や体育祭で大切な役割を持つ、スローガン。
この言葉によってみんなが士気を高めたり気分がグッと盛り上がったりするものです。
こちらの記事ではそんな中学校での体育祭向けのスローガンたちをご紹介しています。
慣れ親しんでいる四文字熟語を使ったスローガンから人気の漫画の名セリフを使ったものなど、バラエティ豊富な言葉たちが集められています。
スローガンはその年の顔とも言えるもの、悩ましいですがたくさん悩んで、ステキなスローガンを付けてくださいね!
1.四文字熟語
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体育祭のスローガンでもっともしっくりとくる、みんながわかりやすいものといえば四文字熟語ではないでしょうか?
小学生の頃から慣れ親しんでいるものから、漢字はちょっと難しいけれどもチームの士気が上がりそうなものまで。
中でも「百花繚乱」など、スムーズに書けないものまでありますがどれも運動会、体育祭にはピッタリな意味のある言葉たちです。
「我武者羅」などは普段からよく耳にする言葉ですが漢字にするとグッとかっこよくなります。
臥薪嘗胆
目的を達成するために、悔しさや苦労に耐えることを意味する臥薪嘗胆。
体育祭に向けて、クラスメイトと一緒に練習してきた日々が思い浮かぶ四字熟語をスローガンに掲げてみませんか。
団体競技にチャレンジする中で、なかなか成果が出なかったりうまくいかないこともありますよね。
そんなときに、一緒に頑張ってきた大切な仲間との絆を深める、といった意味も込められます。
誰もが主人公である体育祭の舞台を前にした、学生の心を熱くする四字熟語です。
百花繚乱
勝利という目標をともにするチームには、さまざまな個性をもったメンバーが集っているかと思います。
そんなさまざまな個性を持ったメンバーが集まっているという点、明るい気持ちで進んでいこうといった思いが表現されたようなスローガンです。
美しい風景を作り出すさまざまな花を表現したような言葉で、さわやかさが感じられるところがスポーツのシチュエーションにもピッタリですね。
明るく朗らかな様子を描いた言葉ではありますが、文字は画数が多く、描いた際にはするどさや力強さがアピールされます。
風林火山
風林火山は、戦国時代に活躍した現在の山梨県に当たる甲斐の武将、武田信玄が軍旗に記したとされる四字熟語で「ふうりんかざん」と読みます。
戦いに向かう気持ちを高める意味で使われたことなどから、一体感や力強さが伝わってきますね。
孫子の兵法に記されていたものをもとにした言葉と言われており、戦いが起こった際の動き方を開設するような内容です。
戦況を見極めて、適切な動きをすることが表現されているような内容ではありますが、勝利に向かっていく強い意志のようなものが感じられる言葉ですね。
勇猛果敢
勇猛果敢は、ものごとに勇ましく挑む姿や、決断力がある様子を表現したとされる四字熟語で「ゆうもうかかん」と読みます。
それぞれが理想とする強い姿を言葉にすることで、目標へと向かっていく気持ちも高まっていくのではないでしょうか。
個人に向けられているイメージが強い言葉ではありますが、同じ理想をかかげることで心をひとつにして、一体感が生まれていくかと思います。
戦いに進んでいく人へのはげましのメッセージとともに、自分を高める意味も込められたような言葉ですね。
切磋琢磨
切磋琢磨は、お互いがはげましあって、修行を積んでいく様子を表現した四字熟語で、「せっさたくま」と読みます。
勝利という目標に向かって協力して進んでいく、運動会のシチュエーションにもピッタリの言葉ですね。
それぞれの文字は素材を加工する方法を表したものとされており、素材の違いによって方法が異なるということから、さまざまな個性が協力する様子もイメージされますね。
協力して高めあってきた日々を振り返るような言葉を大きく掲げることで、仲間との絆も実感されるのではないでしょうか。
我武者羅
体育祭という限られた時間に全力で向かい合う様子、勝利に向かって突き進んでいこうとする意志が伝わってくる言葉です。
不格好でもいいという思いや、体当たりの姿勢もイメージされ、勝利への執着や必死な姿が伝わります。
使用される文字の画数が多いところも重要なポイントで、文字として記したときには力強さが演出されます。
全力を表現した言葉をチームでかかげることによって、お互いの力を高めていく様子も強くイメージさせるような印象です。
猪突猛進
全力で前に向かって突き進んでいく姿勢、誰にも止められないという強い意志が表現されたスローガンです。
チームの目標としてこの言葉をかかげることで、全体の気持ちをより前へ向けられるのではないでしょうか。
走りだしたら止まれないといわれるイノシシのように、あとは自分たちを信じて進んでいこうといった前向きなメッセージも感じられますね。
勢いや力強さだけでなく、チームの絆や、気持ちをひとつにして進んでいこうといったあたたかい思いも込められた言葉ではないでしょうか。